ご支援事例|小売業(全国複数拠点)
課題感
100を超えるアカウントが、それぞれの単位で自主的に運用されている状態でした。担当者のスキルにも運用状況にもばらつきがあり、社内共通の評価基準がないためノウハウの共有も進んでいません。投稿を継続していてもPDCAが回っていないアカウントが少なくありませんでした。その背景には、そもそも自社にとってSNSがどうあるべきか、どの役割を担うのかが定義されていないという問題がありました。
ご提案方針
SNS運用というと、アルゴリズムハックの話や、プレゼントキャンペーンによるフォロワー獲得といったHowの話が出てくるケースが多いですが、弊社ではそれは非本質的と捉えています。生活者の日常の中で、それぞれの媒体がどのように受容されているかというお客様視点、そしてそれを踏まえたうえで、クライアント企業様にとってSNSというツールはどう事業に影響を与えるのか、それは全社として共通認識となっているか。この問いから整理することを優先しました。
ご支援内容
- SNSを事業のどの役割に位置づけるかを定義し、全社の共通言語として整理
- 5段階の総合評価基準と項目別の月次検証フローを設計。担当者自身が改善点を判断できる状態に
- 社内の優良アカウントへのヒアリングから運用のエッセンスを構造化し、ベストプラクティスとして共有する体制を構築
- 年6回のオンラインセミナーを実施。運用担当者だけでなく売場責任者や部門長も参加対象とし、全社での意識醸成を図る
結果
統一の評価基準が共通指標として確立し、社内にPDCAが浸透しました。担当者間で数値目標に関する言葉が自然に交わされるようになり、担当者同士がノウハウを共有する動きも生まれています。異動で担当が変わっても、同じ基準で運用を引き継げる体制が整いました。